こんにちは、鴎です。
スゴ本オフに行って来ました。
今回のテーマは戦争。
何を持っていくかは直ぐに決まっていました。
神坂智子さんの「T・E・ロレンス」これ一択です。
坂口尚さんの「石の花」は既にスゴ本では紹介されてしまっているし
手塚治虫さんの漫画には戦争物が多くありますが、いまさら手塚か
って、感じも有るし。みんな知ってるし。
やっぱり、他の人が余り知らないけど名作みたいなものもって行きたいじゃないですか。
それと、ホンキの戦争物って最近少なくなってきてる気もします。
新しいほんのアンテナも少ないのでどうしても古いものに偏ってしまうのですが
何分古いものは絶版しちゃってるものが多いので悩ましいところです。
まぁ、そんな訳でT・E・ロレンスもたいがい古いものですが名作だしまだ手に入り易いし
いいんじゃないかと思いますよ。
ただ、男性が読むにはちょっと抵抗があるような内容描写もありますので
そういった内容に肝要な人にはいいんじゃないかと思います。
内容は第一次大戦アラブの独立のために働いたロレンスの波乱万丈の人生を描いた
半フィクションの内容になっています。
世界とアラブの辺の関係や、アラブの人たちの人間性なども分かり易いのでお勧めです。
イギリス人であるロレンスがアラブに肩入れすることで政治や人々の利害に振り回され
傷ついていくさまはつらいものがあります。
特に後半部分は…。
ハッキリ言って鬱に成りたい人にはお勧めですw。
是非一度手にとってもらえるといいんじゃないかと思います。
戦争や政治の理不尽さを味わえるでしょう。
鴎
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