うきわかもめです。
忙しさも一段落しましてお正月気分でいるうちにあっという間に1月の中盤に差し掛かっておりますね。
私は相変わらずオークションなので漫画を落札しておりますがこないだ珍しい漫画を落札しました。
それは、あの
夏目房之介さんの単行本です。
漫画評論家?研究者?
マンガコラムニストと言ってらっしゃるようですね。
夏目さんを私が初めて知ったのはNHK教育の土曜日倶楽部で、「夏目房之介の講座」コーナー
というのをやっていまして、知人からそれがすごく面白いと聞いていました。
それがちくま文庫から書籍として発売されていましたので読んでみたらあまりのばかっぱなし
すぐにファンになりました。
それから、何度か漫画を昔書いていた。って、ことで文庫化されたものなども買った記憶があります。
タイトルは忘れました。
とりみきと手塚治虫のナンセンス漫画に影響されて描かれた感じの漫画だったか漫画自身の
解体を絵解きしたような漫画だった記憶があります。
今回は、ほんとに夏目さんの初期作品集らしい「ザッツパロディ」って漫画です。
K・Kサン出版 コミックペット
です。
なんとも、古臭い感じの漫画で一般誌上で同人の乗りの漫画をやってたんだなぁって
感じですね。
ただ、パロディをやることによってここで漫画ってどういうものかをいろいろ考え始めてたんだろう
なと思いました。しかも、パロディだけではなく少女漫画とはどんなものかの考察漫画なども
描かれているのでやはり現在の夏目さんの原点ともいえる本だと思いました。
うきわかもめ
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